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主人と二人で宿を構えて21 周年を迎えます。 毎日間人ガニを港に仕入れに行きます。かれこれ20年くらいたったでしょうか？ 船長さんにいろんなお話を聞き、仲買人さんにカニの良し悪しも勉強させてもらいました。どんなことがあっても、カニのセリには欠かさず行き、いいカニを仕入れて帰ります。 今ではセリ場の名物女将と太鼓判を押してもらえるようになりました。(*^^)v ６日の解禁日が待ち遠しくて、ワクワクしながら船の帰りを待ちます。

多くの応援者が港に集まり安全と大漁を祈願しながらお見送りをします。 ５隻の船が大海原へ。 海の男、船長さんは１週間はご飯も喉に通らないそうです。　 大漁の初セリを祈るばかりです。

仲買人さんが買い付けたカニを自分の車に積み込んで持ち帰ります。 とト屋の水槽に早く入れてお客様が来られるのを待ちます。 魚屋さんから配達してもらうのではなく、セリ場から５分直行です。(*^^)v

間人蟹は日本一高級なカニ、そして日本一うまいカニだと思っています。 水深２８０メートル位のカニが生粋の間人ガニと言われています。 少し小粒ですが、足が長く、船長は好きだといいます。 セリが始まると真剣勝負！ 私も一年で一番緊張する時です。 少しでもお値打ちに、少しでもいいカニを、お客様に提供したいと思います。 女将が真剣仕入れたカニが食べたいよ！ 活きているかにを見せてもらい感動よ！ 作り置きがないから新鮮よ！ なんていっても女将が日本一のカニ好きがいいよ！ と言ってもらえるまでになりました。