さくらがいの花なび(No.77)~幻のキクタニギクを探して『円山公園界隈』
京都ゆかりの花「キクタニギク」は、昔、現円山公園の近くを流れる菊渓川に自生していた黄色の野菊。高台寺国有林から鴨川に向かう谷間を流れる川の上流部の自生地の花は絶滅し、いま保全と復活を目指したプロジェクトが推進中である。折しも円山公園の展示会と大谷祖廟の噴水近くに咲く「キクタニギク」両方を鑑賞できた。
Updated Date : 2024-11-12 12:03:47
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展示中のキクタニギク(円山公園)
密集した泡のように黄金色の花が咲くので「アワコガネギク」とも呼ばれ園芸用の流通はあるようだ。
「菊渓」のかつての自生地への山道に歩を進めようとしたが、夕方に近い時間帯と年寄の単身では猪に出会う危険があるからと、公園管理の方に慰留され、今回は現地行はあきらめることにした。
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噴水近くに咲くキクタニギク(大谷祖廟)
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