重文の涅槃図を公開中~  『西念寺』
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」~太平洋戦争の強制疎開で建物が取り壊され、境内の広さが3分の1になっ当寺は下京区の五条通に面して東西に細長く、およそ寺院らしくないイメージである。だが大切にしてきた涅槃図が国内でも例の少ない平安時代の作と判明し、このほど修理を終えて本堂で公開中である(5月7日まで)。
Updated Date : 2023-04-26 20:15:25
Author ✎ 京都再発見
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西念寺の外観(天満宮が併存)
浄土宗西山禅林寺派(永観堂が総本山)の寺院。 山門跡に遷宮された千喜満悦天満宮は菅家繁盛の絵図と尊像を神体とする天満宮である。
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涅槃図
2009年の調査で平安時代後期の作と判明。高野山所蔵の国宝・涅槃図や東博所蔵の重文に匹敵する貴重な絵図である。 (写真はポストカードから)
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本尊・阿弥陀如来像
鎌倉時代の仏師・湛慶の作といわれ端正で優雅な阿弥陀如来像である。
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下京区五条通高倉下ル
34.99584713249965
135.76268454082313
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